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2008年度 地球温暖化防止の取り組み

  • 地球温暖化防止の取り組み
  • 無駄なエネルギーの低減
  • さらなるエネルギー効率の向上
  • 公共交通の利用促進
  • 環境コミュニケーション

当社は列車の運行等にともない多くの電力、燃料を消費し、それにともないCO2を排出しています。従ってCO2排出量削減に向けて、まずはエネルギーを効率よく利用するとともに、エネルギーの消費量を少しでも減らすことに取り組んでいます。また、公共交通機関として、より利便性を向上し、多くのお客様にご利用いただけるよう努めています。さらに、社員一人ひとりが地球環境保護、CO2削減という視点で日常の生活、職場での業務を見直す取り組みを進めています。

京都議定書目標達成計画とJR西日本グループの取り組み

鉄道と地球温暖化防止の関わり

地球温暖化問題

「京都議定書」において日本には平成20(2008)から24(2012)年の期間中に、CO2などの温室効果ガスについて平成2(1990)年度比6%の削減が割り当てられています。しかし、平成18年度の日本の二酸化炭素排出量は12億7,400万トン(平成2年度比11.3%増加)となっています。

我が国のCO2排出量の部門別内訳(平成18年度)円グラフ&運輸部門の輸送機関別CO2排出量の内訳(平成18年度)円グラフ

鉄道はCO2排出量が比較的少ない交通手段

鉄道は、走行時の抵抗が小さくエネルギー効率がよいうえ、たくさんのお客様を一度に目的地までお運びすることが可能な公共輸送機関です。単位輸送量あたりのCO2排出量は他の交通機関に比べて少なく、地球環境にやさしい乗り物です。

単位輸送量あたりのCO2排出量【旅客】(平成18年度)グラフ
国内旅客輸送機関の輸送量とエネルギー消費量の構成(2006年度)グラフ

国内の旅客輸送において鉄道は全体輸送量の28%を担っていますが、CO2排出の主な原因となるエネルギー消費の分担率で見れば全体の7%となり、エネルギー消費効率の高さが際立っています。

当社のCO2排出量とエネルギー消費の現状

当社の事業活動におけるエネルギー使用量とCO2排出量の実績

CO2排出量は平成19年度150.8万トンでした。

当社の事業活動におけるエネルギー使用量とCO2排出量の実績グラフ
【CO2排出量とエネルギー使用量の算出方法の変更について】
平成17年度まで(旧係数)
  • CO2排出係数については、環境省「温室効果ガス排出量算定方法に関する検討結果」(平成12年9月)の平成7(1995)年の係数(0.394)を使用
  • エネルギー換算係数については電気の換算係数は「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)施行規則」  より10.25MJ/kWh(メガジュール毎キロワット時)を使用
  • 電気以外のエネルギーについては、資源エネルギー庁「総合エネルギー源別標準発熱量表」より平成11年度以前の係数を使用
平成18年度以降(新係数)
  • CO2排出係数及びエネルギー換算係数については、エネルギーの使用の合理化に関する法律及び地球温暖化防止対策の推進に関する法律に定める方法へ変更しました。

当社のエネルギー消費の現状

平成19年度に当社が消費したエネルギー総量は334.5億メガジュール。そのうち95%は電力が占めています。また列車運行のために消費されるエネルギーは全体の83.3%となっています。

平成19年度の消費エネルギーグラフ
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